年初(2005年)に日本での著作権が切れ、内藤訳に文句ぶ~ぶ~だった奴は他の訳を読む機会を手に入れたわけだ。
しっかし頭わりぃ連中だな。
内藤の訳で満足できないんなら仏語で読めばいい話だら。
クソみてぇに閑暇人してやがるくせに。
などとこころにもないことを言ってみる。
なんて言葉自体がこころにもないわけだが。
心情吐露:
この本で泣くことはたくさんあったけど
一等かなしかったのは、これを読んで泣けなくなったとき
うん。あれはとてもへこんだ (´・ェ・`)
わずかななにかを手にするたびに、それより多くのなにかがすり抜けて行った
愚鈍さはぼくをめくらにし、ぼくはそんな大変なことに気付かずに笑っていた
知識で汚染されていくこころの黒光りを見て
ぼくはそれをたくましさと勘違いしていた
ぼくはこころのやわらかい部分をもっと守ってやらなきゃいけなかったのだ