食事処めもの更新履歴

「ガイドのとら 伊那谷」(カントリープレス)

 >> ・インデクスミス:『味月亭』がP24となっているが、掲載なし。そもそも『味
 >> 月亭』の掲載はあるのか?
 今回、「味月亭」の掲載はございません。

上記は『株式会社カントリープレス』とのメールの一文。俺は『味月亭』がインデクスにあったから買ったのだ。だから車内で目を皿にして隈なく捜した。掲載されていない事実は既に承知。問うているのは出版に関する姿勢だ。それをマシンみたいなレスが返ってきて驚いている。第一、斜め読みのずさんな校正をしたところで、ここまで間違いだらけの出版物というものはそうそう作ることはできまい。いったい読者をなんだと思っている。危機感が欠けていないか。車や家電と異なり死傷者は出ないが、誤った情報の流布はそれに値しまいか。

2005/1/16の戯言(「迷いのとら 伊那谷」)で「ガイドのとら 伊那谷」の劣悪な品質については触れた。その後、俺の方から2度のメールを通じカントリープレスにその案件に関する報告をしたが、梨の礫。そして、この文章を書き記し始めた。先方にテルをする前に、俺自身の気を静めるためのトランキライザとしてだ。そんな矢先、カントリープレスより文頭のような返信があった。最初のメールから既に40日を超えている。随分悠長な構えじゃないか。まったく、実に購買者を大切にする企業だ。しかし、メールのアカウントこそ country-press.co.jp とカントリープレスを名乗っているが、送り主である担当者の名前は記述されておらず、その上内容は棒読みの謝罪文、とても責任を感じているようには取れない文章。読者が本名を告げ、紳士的な態度で向き合おうとしているというのに、このように稚拙で礼を欠いたメールをとても出版関係に携わる人間が書けるわけがない。どういうことだろうか。名前を出せないような後ろめたいことをしているのか。それとも、ハッカー気取りの白痴なGEEKSが俺宛に嫌がらせのメールを送ったのだと解釈すべきか。どこで俺のメールを抜いたのか知らないが、この手のなりすましは可能なことさえ知っていれば誰にでもできる。早くカントリープレスより正式な釈明をいただきたいものだ。

そもそも今に始まったわけじゃないこの手のミス。商売をしている店を取り上げておいて、なぜもっと慎重になれない。反省や改善という言葉を辞書に持たないサルどもめ。ガイドブックを製作しているのなら、大抵の店のデータが繰り返し使用されている。1年以上前のバックナンバーを開けば、同じ構図の写真が目につくだろう。それは『Komachi(長野こまち)』にしたって同じ。もちろんそんなことは非難の対象にはならない。効率を考えれば当然のこと。問題は繰り返され、蓄積されている情報がなぜにここまでいい加減なのか。本来ならばデータベースは良質なものに濃縮されて然るべきではないのかということだ。
そして、他人事と思っている諸君!そもそも君たち消費者の意識が向上されない限り、こういう悪質な業者は田舎者の足元を見ながら憚っていく。小売価格が低いという理由で、消費者がその粗悪なコンテンツによる被害を追求しようとしない甘ったるい姿勢に原因がある。「大した金額じゃないんだからいいじゃない?」「また文句言ってるの?」「若いよな」。う る さ い。その甘さにつけこまれてんだよ。愚民ども。気付かず泣き寝入りする性癖刷り込まれやがって。馴れ合いの英才教育か!そのくせ自分のツラが良識に溢れていると勘違いしていやがる。そんな連中ってのは、大概人一倍陰口には長けている。なにもしやがらねぇ愚図どもが寄り集まってピーチクパーチクツバ掛け合ってエクスタシィ。やかましいったらねぇ。気概のひとつも持ってねぇクソが。怒った振りしながら、ただ陰口を楽しんでいるだけだろ。俺はそれが気に入らない。諸君の口々に浮かぶその醜悪な笑みを鏡で見せてやりたい。どこに良識がある?非生産的な行為でおのれの矜持を汚すな。間違いは正せ。間違いを犯した人間にその認識がない以上、そこにササイナ誤りなんてものはないのだ。被害を受けているのは君だけか?自分が我慢すればいいなんて自己憐憫の情に酔ってんなタコ。他の人までこんな思いしちゃならないって、なぜ思えんのだ。そんな思いやりのない山国根性捨てちまえ。

(・Д・)ぜーぜー

もう一度だけ、ガイドブック出版社へ。活字を売り物にするという行為に対して、もう少し責任のある態度で臨んでいただきたい。ガイドブックの類いの掲載ミスによって発生する我々の経済損失。購買者がいったいどれだけの時間を無駄にし、なおかつ、自分が見つけられないのだと自責の念を持ってキリキリと必死に車を軋らせ、目的の店を捜す姿(ガイドブックのミスと気付くまでどれだけの時間を費やすことか)、それをたった一度でも想像したことはあるのか。あなたがたの疎漏な校正による瑣末なミスが、あなたがたを搾取する者に変えているという恐ろしい事実に気付くべきだ。活字信仰の弊害はさておき、我々購買者は金銭を支払うことで手にした活字に対し、少なからず信頼を寄せている。今回ここに記したとおり、株式会社カントリープレスは明白な裏切りを見事に表現してくれたわけだが、そのときネットで流れるフリーの情報と有償で提供される刊行物のいったいどこにボーダーが引かれるのか。わざわざガイドを購入するというのは、信頼しうる情報を得たいがためだ。不遜な態度で、一度植えつけた不信感を一掃できるなんて勘違いをするな。それはあまりに不謹慎極まりない。もう少し愚直さを見せてもらいたい。

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テーマの著者 Anders Norén