長きに渡り、キリンビールの現場(醸造ライン、パイロットプラント)に勤めた山田一巳さんについての本。ビールやキリンの歴史書としては、その時代を生きていないぼくにとってはとても楽しく読めた。
(・∀・) 感動した!
でも、「ビール職人、美味いビールを語る」って別に語っちゃないんだよな。山田一巳さんって、ただの一技術者であって、別に職人じゃないだら。人ごと(正確にはキリンごと)として、歯車的な生き方しかしてないし(そういう記述は多々ある)。というわけで、この人に対してはなんの気持ちも沸かなかった。
※ もちろん、ぼくは表層的な部分しか知らないが、この程度のことを文章にしていないのだからそっちの落ち度。
でもでも、ビールが好きなら、また興味があるなら最初から最後まで、ふんふん!と楽しめる本だじょ。