最近、庭に紋白蝶(もんしろちょう)がいっぱい発生してて、
これ以上、うちのアブラナ科がやられてしまうのは困ると、
物置からバドミントンのラケットを持ち出し彼らと一戦交えることにした。
しかしながら、俺のスイングなんかが紋白蝶にヒットすることはまずなく、
たまーにあたってもかすめている程度なので地面にひらひらと落ちるも
すぐに復活してしまうのだが、
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
俺のはるか後ろ、隣家の縁側にいた筈のおばあちゃんが、
いつの間にか俺の隣で息を吹き返した紋白蝶を踏みにじっていた。
いつも会うたびに膝が痛い (・A・)
今日は注射を打ったけど効かんに (・A・)
とそんな話ばかりする、
のしのし歩きのおばあちゃんが…
催眠術だとか超スピードだとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…