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[オリーブ油] 木の皿や器の簡単なお手入れ方法 [オイルコーティング]


木の器の手入れ

木の器の手入れ

上の写真は、
最近行った木の皿のメンテナンス中のもの \(・∀・)/

贅沢に荏胡麻油を使ったのだけど、
オリーブ油と沁み込みも乾燥後の質感も撥水もぜんぜん違う。
素晴らしく良い。> 荏胡麻油

★ 簡単なお手入れ方法

準備するもの:
刷毛、木綿布、胡桃油(乾きが早いのは荏胡麻油)

まず、使い始める前の木の器に刷毛でオイルを塗ります。
内側、外側、底と、全体になじませます。

布で油分を拭き取り、一日おいてぬるま湯で流して拭けば完了です。
使う内に艶がなくなってきたら、再度この方法でお手入れをして下さい。

★ 胡桃油について

クルミ(ウオールナット)オイルは、自然食品店や、大きなスーパーでは置いているところがあると思います。僕もそのようなところで買いました。ただ、もともと荏胡麻の実や、クルミの実から絞られたオイルなので、ご家庭で油を絞ってそれを木に塗る方法をオススメします。

まず、20~30センチ角の布を用意していただきます。そこに剥きクルミや荏胡麻の実を一掴みほど入れて、くるんで輪ゴム等で縛ります。 金槌でトントンと布が破れない程度に加減して実を潰します。そうすると布にクルミ油が染み出てきますので、それを木の器に刷り込んでください。油の出方か少ないようなら、またトントンと潰してから刷り込む、という具合にしていただいたらいいと思います。

自然の木の持つ表情を生かすため、木の器は無添加、純正の植物オイル、荏油(えあぶら)と蜜蝋で仕上げてあります。このような仕上げ方法をオイルフィニッシュといいますが、時々木肌にオイルを与えるお手入れが必要となります。

ただ、お手入れといいましてもそれほど面倒なものではありません。使い始めに数回、お手持ちの植物オイルを器に塗っていただくだけで、後はパスタやサラダなどを盛って、どんどんお使いいただくことが、自然にお手入れをしていることになります。

使い始めは木肌も油の吸い込みがよいため、いきなり油ものをのせますと、そこだけに油が吸収されて、シミができることがあります。そこでお使いになる前に、器全体に植物オイル(荏油、胡桃油など)をたっぷりと塗っていただき、余分な油をペーパータオルなどで拭き取ってください。こうすれば油膜によって木の表面が覆われるため、水気のものや、油ものでも安心してお使いいただけるようになります。お手入れ回数は材質にもよりますが、木に油がなじむまで、1~3回、使用前にオイルを塗ってください。その後は、お使いいただきながら自然に仕上げていくことになります。しばらくして、またカサカサした感じが気になってきましたら、その時にもオイルを与えるようにしてください。自然塗料は、科学塗料に比べて固着力が弱いため、ご家庭でのメンテナンスが必要なのです。しかしその分、自然の木の肌触りや色艶を十分にお楽しみいただけるのです。 また、彫り目のある器でなく、平滑な木肌の器の場合は、#320ぐらいのサンドペーパーをかけてから、オイルメンテナンスをしていただくと、さらに艶を増します。

ただしパン皿にお使いいただく場合は、このままでお使いください。飯櫃と同じように、木が余分な水分を吸収する特質を生かすためです。木のパン皿は、トーストの裏側が湯気でふやけたりする事がありません。干菓子など、乾いたものも同様です。

ご使用後は、薄めた洗剤をスポンジにつけ、ぬるま湯でお洗いください。その後、布巾で水分を拭き取って、よく乾燥させてからお仕舞いください。

木は使い込むほどに、美しい色艶と味わいを深めてゆく素材です。使い込まれていくに従い、取り扱いもぐっと楽になります。表面が艶が増してくれば、汁気のものでも平気に使えるようになります。

http://www.mitaniryuji.com/utsuwa/bowl_t_oil.html

木の器の手入れ

木の器の手入れ

これらは塗装直後。
うちはこっから一晩置いて、水洗い (「・∀・)「

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テーマの著者 Anders Norén