tag: イルミネーション観覧、2007
この日の大芝には月とおばけかぼちゃとふた足早い赤服のメタボ翁が居合わせていた。
ほんとに伊那谷は一年中イベントに事欠かない谷だに
イルミネーションは予想外に綺麗だったし、
北風の奴が留守中だったせいで、
ふたりとも寒さに凍えることなく秋の晩をゆったり楽しむことができた。
自然の摂理に抗った灯りに囲まれて、
夜な夜な踏み拉かれる樹木や動物たちがちょっと忍びなかったけれど、
こうして多くの人が楽しんでいるのを見、
すずらんソフトを手にして完璧にほくほくしている嫁を隣りにして、
一体、人の立場から何を正義と呼べるのだろう。
そんな中、この日、この場で唯一真実と呼べる事象は、
商工会女性部の化け猫に皆が驚いていたことだwww
実際、象徴主義のルドンのように人間の内奥を見透かした感じもするな。
我らはお前を知っているにゃ、と。
いや、やっぱりただのチェシャキャットか?
若干ポケモンショックに酔いながらそんなことを考えた。
※ 「信州大芝高原 イルミネーションフェスティバル」は今回が第 2回っス。