食事処めもの更新履歴だった

年寄りと松茸

和食店で客が素材を選べるシーンってたまにあるけど、複数の客分を同時に作るため、たいがい声のでかい年寄り or 常連が我先にと要望を伝え、店からはそれが決定事項としてほかの客によろしいですかと断れない同意を求められるので、気分として最後の最後にケチがつく。店も平等にする仕組みを用意できないなら(難しいだろう)、最初から選べないよう固定しておくなり、あらかじめ常連にこっそり尋ねるなりして欲しい。一見、二見が常連と同じ金を払っているとは言わないが、残念。

だいたい、高い飲食店に湧く年寄りって、金があるだけで味覚は育っておらず、挙げ句、保守的で記憶にあるものしか食べないから、茸なら香茸があっても松茸を選ぶし、ジビエがあっても和牛を取るし、河豚なら雑炊。なにが楽しいのか。

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テーマの著者 Anders Norén