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グルコサミン、コンドロイチン、MSM の効果

◇ グルコサミン
・グルコサミンは新しい軟骨の生成を促進する。
・グルコサミン単独で摂取するよりも、コンドロイチンを同時に摂取したほうが相乗効果により効果が高まる。
・摂取量:1500mg以上/日

◇ コンドロイチン
コンドロイチンは動物の軟骨、腱、皮膚などの結合組織に多く含まれており、抗張力、弾力を保つ役割を果たしている。関節軟骨に水分が出入りすることにより、関節にかかる衝撃を吸収し、血管の無い関節に栄養を送り届ける。
また、軟骨貧食酵素の作用を阻害することにより、軟骨の未熟分解を防止し、グルコサミンと同様にプロテオグリカン、グリコサミノグリカン及びコラーゲンの生成を促進する。従って、コンドロイチンをグルコサミンを併用することには意義がある。

効果:
・体内の水分量のコントロール
・細胞を出入りする物質の調節
・骨の形成を助ける
・傷をすみやかに治す
・細菌の感染を防ぐ
・関節組織の円滑化
・血中脂質の改善
・血液凝固の抑制
・血管新生の調節
・目の透明度を維持する

◇ MSM(Methyl Sulfonyl Methane、メチルスルホニルメタン)
・グルコサミン、コンドロイチンと並び、米国で高齢者、アスリートをターゲットにした関節炎対応の定番素材となっている。
・MSM とは、動物性の組織にある硫黄化合物で、髪や関節、軟骨などに多く含まれている。
・関節障害、腰痛、肩背痛、筋肉痛などの炎症を抑える効果があるとされている。特にプロスポーツ選手の間で、効果に即効性があるとして人気。
・これまでの研究では、グルコサミン、コンドロイチンのように関節内液や軟骨を造成することは確認されていない。造成作用を助ける働きはあるかもしれないが、主として痛みと炎症の対応に使用される。
・他にも MSM は抗酸化作用、免疫力強化、補酵素の役割、インシュリン生成、炭水化物の代謝等にも重要な役割をするという研究が数多くあるようだが、現在のところ公式には(FDA など)認知されていない。
す。
・摂取量:500-5,000mg と幅がある。この辺は歴史の浅さだな。

ref.
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テーマの著者 Anders Norén