tag: 花火観覧、2009
16:30、通り過ぎる。あまりにも早いので『セラード』で美味しい珈琲をいただくことにする。
17:15、着。大三国花火の揚がる場所の下見。地元の人の邪魔にならないよう注意されるが、こちとら三脚立てるつもりどころか、大三国が観られれば写真なんぞ撮れなくても好いと思っていると思いたい。火薬だらけの境内で煙草ぷかぷか大勢で吹かしまくるおんどれらヤニ氏子に道徳語られたくないわ、なんてこと思ってない
19:00。ふたりしてずっと駐車場で寝ていた。日中は真夏のように暑かったのに、やはり涼しくなっている。外に出る前にロンティーに着替えて、その上にジャケットも羽織る。防寒もあるが、寧ろ火の粉対策だったりする。結局、それほど懸念する必要はなかった。
19:15。お囃子とともに子どもらが境内に入ってくる。完全なる無秩序。まっすぐに歩くことさえない。挙げ句、祭具でチャンバラごっこ。大人は大人で始終爆竹鳴らしてはしゃいでいる。こういう程度の低いお祭りか、と思っていたが、俺の周りの年寄り衆は眉顰めている。やってる人間の資質の問題らしい。
19:30。境内の上の段でひとりあめんぼみたいにぴこぴこしていると(嫁は遠くへお茶を求めに行ってしまった)、関係者に呼び止められ、神主さん(?)から種火を受け渡す儀式の撮影を促される。え?あ?自分ですか?と指示された理由のわからないまま飛んで行く。近年はこの儀式を端折ったり、蚊取り線香で簡単に済ませたりということが多いので、なかなか見られないのだそうだ。撮影する人はこれが初めてじゃないのか、と興奮されていらっしゃった。儀式に直接関わる人は 3人、他関係者 2人+俺。酷くしんみり質素。神を祀れよ>本郷地区。さて、俺も厳かに行われるこの儀式の撮影を気負って挑んだが、速攻で三脚無しの人間の限界を痛感する。
その後、先の方にここが撮影ポイントだよ、と立ち入り禁止のところへ案内されたり(正確には立ち入り禁止だが、その時間帯は OK なのだが、面倒なので立ち入り禁止のロープが張っているという場所w)、大三国について説明してくださったり、楽しかった。俺は随所常時ツイテイル
本当は、先のご親切にしてくださった方(「写遊 DOSOJIN」の代表さん)に先述の儀式の写真をお渡しする約束だったのだけど、とてもプリントに耐えうる質ではないため、祭事のドキュメントという意味ではここでの公開を持って換えさせていただきたく思う。もう少し腕を上げるまでお待ちください。腕よりレンズとフラッシュを手に入れるべき状況ではあったけれど、それらを備えようにも俺はまだ写真を趣味にしていない。
20:00、花火開始。しかしながら、神社の境内のどこに行っても、花火は木々の隙間からしか観られない。これはいったい誰のための花火なのだろう。場所柄 5号玉しか打ち上げられていなかったが、それがポンスコ速いペースで 60分。なかなか楽しい。
21:00、いよいよ大三国点火へ。
確かに場内アマ亀の三脚だらけ。
おたくら馬鹿なの?邪魔だよ?死ぬの?
info.
・本郷神社秋祭り
・花火大会は「本郷神社奉納大煙火」
・長野県上伊那郡飯島町;本郷神社境内
・当日の日程(2009/9/26):1800 宮詣り → 1830 勢揃い → 1900 競い出し → 1930 獅子舞奉納 → 2000 打揚げ開始 → 2100 大三国点火
ref.
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