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[住設情報] Low-E ガラスの耐用年数は?(旭硝子の回答)

『LIXIL(トステム)』でサッシを購入するにあたり、
Low-E ガラス(※)の効果の持続期間(耐用年数)が気になった。
※ 正式には、「高断熱型 Low-E 複層ガラス」or「遮熱高断熱型 Low-E 複層ガラス」か。我が家は暑いのが苦手な俺の意見様を尊重して後者の遮熱型が主。

『LIXIL』の Low-E ガラスには『旭硝子』のそれが使われているようなので、
『旭硝子』に問い合わせてみた。

その回答を俺用に要約するなら、
・効果は永続的(死ぬまでおk)だが、
・10年を超えてペアガラスの中に結露が発生し始めたら交換推奨
ということ。

なんたる営利目的的矛盾 (・∀・`*)

--------------- Original Message ---------------

AGC旭硝子建築用板ガラスの総合情報サイト「ガラスプラザ」を
ご利用いただきありがとうございました。
お問合せの件以下のとおりご案内いたします。

<受信メッセージ要旨>
トステムさん経由で「LOW-E(高断熱複層ガラス)」を購入予定です。
この Low-E の効果というのはどれくらいの期間(年数)持続するものなのでしょうか?

<ご案内>
お問合せありがとうございます。
またご検討ありがとうございます。

◆複層ガラス(LOW-E複層ガラス「サンバランス」)の寿命について

複層ガラス(LOW-E複層ガラス)の耐用年数は、雨水や日射・紫外線の状況、
施工(水密性の高い納まり、サッシ水抜き穴の機能、排水性の確保)等、
各種ご使用環境や施工により大きく差がございまして、一概に定めることが困難でございます。
しかしながら、ガラス施工店による適切な施工(弊社推奨施工)が施されていて、
かつ標準的なご使用環境等でございますと、一般的には住宅寿命と同程度の寿命を有し、
長い期間に渡り、機能を発揮できるものが大部分と考えられています。

◆複層ガラス(LOW-E複層ガラス「サンバランス」)の中空層内結露について

複層ガラス(LOW-E複層ガラス)は、2枚の板ガラスの間に、
乾燥空気あるいはアルゴンガス等が封入されており、
その周囲を吸湿剤が入ったスペーサーという部材で密閉しています。
【複層ガラス(LOW-E複層ガラス「サンバランス」)の断面図】
 → http://www.asahiglassplaza.net/wps/wcm/connect/gplib/navi/p_user/use/h/h01/gl1snblcj?key=GL1SNBLCJ&qn=user

吸湿剤及びスペーサーは有機材を使用しております為、
その効果は永久に持続するものではございません。
吸湿剤の効果が弱まりますと、中空層内に空気や湿気が入り込み、
中空層内部が結露したり、特殊金属膜LOW-E膜の劣化、
断熱、遮熱性能が低下してしまう場合がございます。

AGC旭硝子の複層ガラスでは「中空層内に結露を生じないこと」
に関して10年保証を設けております。
保証期間を過ぎて複層ガラス中空層内に結露が発生しはじめた場合は、
ガラスお取替え時期のサインとお考えください。

複層ガラス製品保証内容に関しては、AGC旭硝子板ガラス建材総合情報サイト
「ガラスプラザ」(品質への取り組み)をご参照ください。
 → http://www.asahiglassplaza.net/common/html/quality.html

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テーマの著者 Anders Norén