食事処めもの更新履歴

カレーとお肉

俺の経験上(なんでもそうだが)、関東じゃカレーには三枚肉(豚バラ肉)を使う。一方、関西じゃ「関東の奴らはケチや」と牛肉を使うそうな。豚肉から出たダシがうまくて俺は絶対に豚なのだ。牛は肉の選択間違うとボサボサするし。旨みに関しても豚のそれは牛のそれを圧倒的に凌駕している(科学的にも証明済み)。

さて、ここは伊那谷サイト。

長野県民にカレーに使うお肉の話をすると、だいたいが「家庭によって違うでしょ」と回答する。地域性があるのだからそんなことはない筈。動物性たんぱくに関する歴史の浅さからだろうか。そんな矢先にふと後輩に訊ねてみた。
「おまえんとこは?」
「うちは半々ですね」
「そか、そんときによって違うんだ」
「いえ、半分ずつ入れるんです」
・・・死んでしまへ(・Д・)タワケ!!

しかし、そもそも脂身には「うまみ」というものがないのだとかいう話を読んだことがある(ウロ覚えだから、このパラグラフを信じるな。されど俺は書く)。ある時代以前だか、どこぞの国だかではマグロのトロなんかも捨てていたらしい。今は日本が買うから捨てないそうな。じゃあ、俺はなにをうまいと感じているのだろう?食感かなぁ。最近やたらとトロを謳った肉や魚がスーパーに並んでいるが、俺以外の連中はなにをうまがっているのだろう?そういや、脂身は肉のうまみの流出を防ぐ役割があるってのも、聞いたことあるな。つまり俺の腹にはうまみが濃縮されているわけか。霜降霜降。

ちなみに、関東以東と関西以西の豚肉の消費量の比率は4:3で、これに沖縄を加えると4:3:5となる。これぞ文化だな。

※ 結局この戯言はなんの戯言なのだろうと書き手自身が思ったりもするが、極めて戯言然としているわけだから、戯言としてよかろう。

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テーマの著者 Anders Norén