[NEWS] 珍しく産経と朝日が仲良しな件

天声人語
2010年9月26日(日)付

 政治経済ばかりか、この国は司法までが外圧で動く。尖閣諸島沖の衝突事件で、中国人船長が処分保留のまま釈放された。「日中関係を考えれば身柄を拘束しての捜査は続けにくい」。気の毒にというか、政府の代弁をさせられたのは那覇地検だ▼レアアース(希土類)の禁輸は露骨だった。微量でも欠かせぬ素材は「産業のビタミン」に例えられ、ハイブリッド車やデジカメなど、それなしには画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く品が多い。世界のほぼ全量を産する中国は、日本のハイテク産業を締め上げようとしたらしい▼日本に行くな、日本製品は買うなとの呼びかけもあった。河北省では邦人4人が軍事施設を撮影したとして連行され、両国のいさかいは経済や生身の人間を巻き込み始めていた▼とはいえ、中国人が秋葉原で炊飯器を買い、富士山で記念写真に納まるのは強いられてではない。おいしいご飯や絶景の価値を認めてのことである。合理で動く経済を、資源や「13億人市場」を頼んでねじ曲げ、恫喝(どうかつ)に用いる発想は怖い▼法治ならぬ人治の国、しかも一党独裁で思うがままだから始末が悪い。下手に譲れば増長する。国際社会の常識が通じにくい「見習い大国」に経済の多くを頼り、国の生命線を握られる危うさを思う▼中国は早速、謝罪と賠償を求めてきた。困ったものだが、一緒に熱くなってもいいことはない。領海の平穏に体を張る海保職員の苦渋を分かち合い、外交の甘さを検証したい。船長のVサインをこらえ、度し難い画竜、いや巨竜とのつき合い方を皆で考える時だ。

http://www.asahi.com/paper/column20100926.html

【産経抄】9月26日
2010.9.26 03:06

 平成生まれのみなさんへ。長かったいくさが終わって、中国がぼくたちの「ともだち」だった時期がほんのひとときあったんです。つきあい始めたころには、白黒の珍獣を友情の印に贈ってくれ、上野動物園には長蛇の列ができました。

 ▼ こんな愛くるしい動物のいる国はきっと、やさしい人たちが住んでいるんだろうな、とぼくたちは信じました。もちろん、いくさで死んだ兵隊さんを祭った神社に偉い人が参っても文句ひとついいませんでした。

 ▼ しばらくして、「ともだち」は、神社へのお参りに難癖をつけ、ぼくたちが持っている島を「オレのものだ」と言い出しました。びっくりしましたが、トウ小平というおじさんが「次の世代は我々よりもっと知恵があるだろう」と言ってくれました。

 ▼ でも小平おじさんは、本当は怖い人だったんです。「自由が欲しい」と広場に座り込んでいた若者たちが目障りになり、兵隊さんに鉄砲を撃たせ、多くの人を殺してしまいました。みんなはびっくりして「こんな野蛮人とはつきあえない」と村八分にしました。

 ▼ それでもぼくたちは、みんなに「こいつは本当はいい奴(やつ)なんだよ」と口をきいてあげ、貧しかった彼には、いっぱいお金をあげたり、貸してあげたりしました。おかげで「ともだち」は、みるみるお金持ちになりました。

 ▼ そのお金で「ともだち」は軍艦や戦闘機をいっぱい買い、今度はもっと大きな声で「この島はオレのものだ」と叫びました。「次の世代の知恵」とは、腕ずくで島を奪うことだったんです。パンダにだまされたぼくたちは浅はかでした。「次の世代」のみなさんは、もっともっと力をつけて真の友人をつくってください。お願いします。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100926/plc1009260307003-n1.htm

産経はネジが何本か飛んでるけど (・A・)

ref.
津川雅彦『遊び』ぶろぐ サンタの隠れ家:なりふり構わぬ共産主義国の脅しに屈して、白旗上げた民主党は日本の恥!(2010/9/27 の記事)