エムナマエ

かつて「詩とメルヘン」というやなせ監修の月刊誌があった
やなせに興味はないが大好きな雑誌だった
エムナマエはその中で連載を持っていた画家のひとり
連れに彼の書籍を見せてやるとかわいいと連呼していた

ただそれだけのこと

彼が盲目の画家であることは伏せておいた
健常者と身障の壁を明示することについての懐疑
「xxxなのに凄いね」なんて奢りを覚えさせる必要がどこにあろうか
お前がそうある必要はない

ただそれだけのこと