うま味の種類はたくさんありますが、
三大うま味成分と呼ばれるのが、
植物に多いグルタミン酸
魚や肉に多いイノシン酸
きのこ類などに多いグアニル酸
の 3つ。
さらに、
この 3つのうち
グルタミン酸xイノシン酸
グルタミン酸xグアニル酸
の組み合わせは、
単独のものに比べてうま味が 7-8倍にもなり、
非常に強く感じられます。
これを「うま味の相乗効果」といいます。
(:D)╋━━━∈ヒュヒューン
つまりは、
昆布(グルタミン酸)と鰹節(イノシン酸)
昆布(グルタミン酸)と煮干し(イノシン酸)
を合わせるとぐんと美味しくなるということ。
和食の出汁(だし)や昆布鰹節出汁は、
相乗効果のある理想的な組み合わせのひとつなのです。
ちなみに、
イノシン酸とグアニル酸の組み合わせだと、
1+1=2になり、
単独で味わうよりもうま味は増しますが、
飛躍的に美味しくなる相乗効果は得られません。
以上、「きょうの料理ビギナーズ 2013.1(NHK出版)」より転載 (・∀・)ノ゙