王滝村役場に子熊侵入 職員が確保、けが人なし
木曽郡王滝村役場に13日夜、子熊が入り込み、居合わせた職員が取り押さえていたことが18日、分かった。けが人はいなかった。
村によると、熊が入ってきたのは13日午後7時半ごろ。正面玄関の自動ドアが開き、体長40センチほどの子熊が受け付けカウンター脇から1階フロアに上がり込んできた。職員がすぐに「熊だ」と気づき、いすなどを並べて外に誘導しようとしたがうまくいかず、ほうきなどで部屋の隅に追い込んでから首根っこを押さえ、捕獲した。
職員たちは、親熊が近くにいると判断。子熊を役場から500メートルほどの山林に放す一方で、放送で熊の目撃情報として伝えて警戒を呼び掛けた。その後、この子熊に関連した情報はないという。
http://www.shinmai.co.jp/news/20061019/KT061018FTI090006000022.htm