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[時事] 中露の方が驚いた。日米冷静に対処

「世界を驚かす」金総書記が文書

 北朝鮮が強行した長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を含むミサイルの連続発射について、北朝鮮の元特殊部隊員で、情報機関・国家安全保衛部の高級幹部だった権革(クォン・ヒョク)さん=ソウル市在住=は五日、東奥日報社のインタビューに答え、金正日総書記が発射前に軍幹部に対し「一度、米国と日本、世界を驚かせてやろうではないか」といった内容の文書を通達していたことを明らかにした。

 権さんによると、国家安全保衛部幹部からの情報で「米国と日本がどのくらいおびえるか様子を見てみたい、何より、北朝鮮のミサイルの実力を見せておきたい、という意図が金総書記ら北朝鮮トップにあったのではないか」と語る。

 権さんは「北朝鮮が当初から、発射計画を持っていたとは思えないふしがある」と述べ、発射には衝動的な側面がみられる-と、元情報将校の視点から分析する。

 実際に発射した理由については「米朝交渉の過程で生じた米国への反発が考えられる。経済制裁をすると言う、日本への反発もあるだろう」と語る。

 七発という過去に例のない発射数については「こんなに武器がたくさんあるということを世界に見せつけるため。北朝鮮のミサイルの能力を低く見積もっている、米国をはじめとした世界に対する示威行為だ」と国際的なデモンストレーションであることを強調する。

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0706/nto0706_12.asp

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テーマの著者 Anders Norén