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[NEWS] 信州産鹿肉は栄養満点 県工業技術総合センターの分析で証明

更新:2011-11-8 6:01

 信州産鹿肉は栄養的に優れている―。県工業技術総合センター・食品技術部門(長野市)が、県内で捕獲された鹿の栄養成分の分析を進め、以前から言われてきた高たんぱく・低脂質といった特性を証明した。畜肉をしのぐカルシウムや鉄分を含むことも判明。県はこうしたデータを有効利用しながら、鹿肉の活用促進や販路拡大につなげていきたい考えだ。

 同部門によると、2008~10年度に諏訪、上伊那、下伊那、佐久の4地域で捕獲された39頭を用い、前腕部の肉を分析した。水分、たんぱく質、脂質、灰分の一般成分の平均値を調べ、それを基に炭水化物と熱量を算出。水分を除いた乾物換算値を出した。

 その結果、乾物換算値はいずれも100グラム当たりで、たんぱく質82・4グラム、脂質11・4グラム、炭水化物1・9グラム、熱量440キロカロリー。五訂食品成分表で他の畜肉と比較し、多くの項目で優位性を認めた。「組成的には鶏のささみ肉に似ている」という。

 無機成分は、このうちの17頭で分析。同じく平均値を出したところ、カルシウムは100グラム当たり40ミリグラム、鉄分は同17ミリグラム、ナトリウムは同350ミリグラムとなり、骨の形成や貧血改善、疲労回復などにつながる成分が優れていることも分かった。

 捕獲地域と時季による成分差についても解析したが、カリウム以外の項目は大きな違いはなかったという。

 同部門によると、研究機関による鹿肉の成分分析は過去にも行われているが、「エゾシカを除き、これほどの数のホンシュウジカで実施した例はないのではないか」としている。担当した唐沢秀行主任研究員は「国民栄養調査で摂取不足が言われている無機成分を多く含むことも、鹿肉の利点になる」とみている。

 諏訪地方では、肉食が禁じられていた時代に、諏訪大社が発行していた免罪符「鹿食免」にちなんだ鹿肉振興の取り組みが行われている。

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=23147

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なんて、
それ以前に消費者としては関心があっても
手に入りづらいのが実情だし、

店頭に並んでいても豚肉より高いなら
豚や鶏を買うよ。
少なくとも我が家はねー。

って話なんだよね。

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テーマの著者 Anders Norén